「更年期障害」という言葉は、日常会話や広告等で一度は耳にされたことがあると思います。
更年期障害の症状が、人間関係のトラブルの契機になることもあります。
女性の社会進出とともに、職場でも重要な課題になっています。
閉経の前後約5年ずつの10年くらいを更年期と言います。
一般的には45~55歳頃です。
更年期に現れる不調の主な原因は、卵巣機能の低下による女性ホルモンの減少です。
さらに、更年期世代の働く女性は、仕事で責任ある立場についていることも多いです。プライベートでは子どもの受験、親の介護等もあり、何かとストレスを感じやすい環境にあります。
更年期障害の症状は多岐にわたります。
症状 | 例 |
だるい、疲れる | だるくて疲れがとれない |
ホットフラッシュ | 上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こる 急に顔が熱くなる、汗が止まらなくなる |
怒りやすく、すぐイライラする | 「セルフコントロール不可能」で「日常生活に障害が出る」ような、イライラを感じる |
上記の他にも、不眠、うつ、めまい・耳鳴り等様々な症状があり、症状の程度も個人差が大きいと言われています。