

パール社労士オフィスのスタッフが読んだ「オススメ本」を毎月ご紹介するシリーズです。
社会保険労務士業務に関連する本から、ちょっと息抜きになる本まで、みなさまのお役に立ちそうな一冊や、心に残った作品をピックアップしています。

「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」という強烈な帯文に惹かれて購入しました。
本作は、推し活にはまる人・かつてはまっていた人・推し活の仕組みを作る人、という三者の視点からオムニバス形式で物語が進んでいきます。
現代社会における「情報の扱われ方」から、広告・マーケティングといったテーマまで、まるでビジネス書さながらの情報量が詰め込まれているのに、物語としてはハラハラドキドキ。没入感が高く、一気に読破してしまいました。
SNS時代の情報の使い方やマーケティングに興味のある方、他者理解を深めたい方、ただ純粋に刺激的な物語を楽しみたい方。
ビジネス書としても、小説としても、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

